『電撃プレイクエスチョンSPECIALvol.3』を入手しました。
どう書こうか迷ってたら遅くなって申し訳ない。
これは「電撃プレイステーション(1996年6月28日号)」の別冊付録で
“隔週創刊大記念”とあって中身も気合の入った作りになっています。
攻略記事はもちろん、毎ページに
「四コママンガ」「パラパラマンガ」「ゲームブック形式の小説(懸賞付き)」が
みっちり載ってる盛りだくさんな内容です。
電撃プレイステーションは読者ページの密度が濃い雑誌でしたが、
この付録もサービス&エンターテイメント精神と
隔週創刊に向けた勢いを感じますね~。
そしてウィザーズハーモニーの攻略情報!!
(ジャネットのイベントグラフィック間違ってますがな)
全体的に紹介文がテンション高めで楽しいです。
ゲーム中で語られない設定!
ああ~こういうのが読みたかった。良い。
アリシアの母体設定なんて初めて知りました。マジですか!?
こういう世界設定はちゃんと卒業白書にも載せて欲しい!!!(今更言っても)
まだ知らない情報が色んな雑誌に散らばってそうでこわい。
男性キャラ攻略情報は1ページ!(ちょっと…)
お待たせしました~っ!『ウィザーズハーモニー』のもう1つの顔、5人の男性キャラのデータをまとめて紹介だ。
『もう1つの顔』って書き方がなんか面白いですね。
ウィズハに「ギャルゲー」「育成ゲーム」以外の顔があると把握している。
「女性プレイヤーに人気がある」「女性向け同人人気がある」のはわかってそうですが…。
この頃はまだ「男女キャラ同様に攻略できる育成SLG」が珍しかったので
男性キャラの扱いをはかりかねてる感じです。
「女性プレイヤー人気はある様子だけど、男キャラにページを割くのはどうなんかな~」みたいな。
だから攻略情報も省スペースになってしまう、そういう黎明期です。
でも電プレはこういうキャラゲーに好意的で、これ以後も
『男女主人公選択可能、もしくは女主人公単体』で
『男性、女性キャラとのエンディングがあるゲーム』を
たびたび誌面で大きく紹介してくれます。
これはすっごくありがたかったですね!!ゲーム好きキャラオタ女子としては!
ネット環境がない、または自由に使えない時代だと
ゲームを知るにはやはり雑誌媒体が一番強かったので。
そもそも悠久幻想曲の存在も電プレの別冊付録で知ったので…。
あの時はこんなに沼るとは思ってなかったわ。恐ろしや。
えーと、それに「だんじょん商店会」や「ベアルファレス」など
大作ではなくても独特の魅力がありキャラ萌えがある、
そんなゲームをちゃんと取りあげてくれたのが良かったですね。
電プレはキャラゲーに強い、キャラオタに優しい印象があります。
あとやっぱ読者ページがよかった。あのごちゃごちゃした雑多な感じがよかった。
完全に雑誌で育った世代としては、現在はちょっと諸行無常感がありますねー。
雑誌の役目だったものがSNSで細分化、深化していったのと
今はむしろ情報が多すぎるから、必要な情報を選ぶほうが重要なんでしょうねえ。
ノスタルジーですわ。といってもゲームにとっては今の方が良い時代だとも思います。
で、ウィズハの話に戻すと
こちらの電撃プレイステーション1996年6月28日号本誌では
エターナルメロディの初出情報が掲載されています。独占スクープ。
このウィズハ→エタメロ→悠久幻想曲の流れがあって、
スターライトマリーにメディアワークスと色んな所がタッグして、
電プレで悠久がドーンと紹介されて!ヒットするわけです。
ウィズハ2は流れからこぼれますが、無視されたわけではないです。
発売前は他の新作ギャルゲーと同じくらいの扱い。発売後は…まあ。諸行無常。
というわけで今回はこんな感じです!
ウィズハ2に関しては電撃系より攻略の帝王なんですが
なかなか当時の雑誌が見つからないのですよね~。気長に探します。
ちなみに自分が初めて購読したゲーム雑誌はゲームボーイです!
あそこから片足踏み外したまま歩いてきた気がする!(面白い雑誌でした)
それでは!