alulunteの日記

ウィズハだいすきブログ(悠久もそのうち…いつか…)

紅蒼紫の誕生日と考察

首の角度よ

3月3日は紅蒼紫の誕生日!

おめでとうございます!

なので蒼紫の話をします。(蒼紫エンディングのネタバレがあります)

 

改めて紹介させていただくと、紅蒼紫は

ウィザーズハーモニーに登場するキャラクターです。

旧公式のプロフィールより

生年月日:優暖3日

年齢  :2nd. 17才

種族  :人間

性別  :男

血液型 :A型

身長  :179cm

体重  :68Kg

家族構成:紫柳(父:48才)菖蒲(母:46才)

楓(姉:24才)椿(姉:23才)百合(妹:20才)桜(妹:18才)若葉(妹:15才)

趣味:鍛錬、茶道

宝物:一対の刀(銘:神姫艶・黒夜叉)

好きな物:硬い煎餅、茶、茶菓子、白米、焼き魚

嫌いな物:卑怯な奴、失礼な奴、うそをつく奴、他人を馬鹿にする奴、食事中に騒ぐ奴

トレードマーク:なめらかな長髪

得意魔法:一般教養

不得意科目:魔法の知識

 

キャラクターの特徴

長髪に和服の青年。茶道、茶、煎餅、茶菓子と17才の

青年にしては、少し似合わない単語が出てきますが、

これは女ばかりの家庭で育ち、茶道や華道に付き合わされ習慣に

なってしまったためのものです。これではあまりにも可哀想

なのではと、父親が教え始めた剣を彼はとても気に入り、

今でも剣の訓練は欠かしていません。

卑怯、失礼、嘘などの行為をとても嫌い、これらの行為は

一発で彼を怒らせる可能性があります。しかし彼を

怒ったり、叱ったとしても、それに正当な理由があれば、

機嫌を悪くするどころか感謝さえするという意外な一面を

持っています。いつも冷静で心優しい思いやりのある青年なのです。

 

和風の長髪美形で刀持ってて、

マジメで堅物で礼儀正しいカッコいいキャラです。

…ですが、プレイヤーからの人気は低い方です。

もしかしたら男性キャラクターの中で一番人気薄かもしれない。

当時の同人誌を集めてるんですけど、まあ~出番は少ないです。

(一冊だけ蒼紫メインの持ってるよ…神ありがとう…)

人気なのはデイル先輩、レジー、チェスター、そして主人公のルーファスです。

女性ウケする造形なのに女性プレイヤーから人気取れてないというのは厳しい。

 

でもわかるんですよ。

ゲーム中では蒼紫はそんな面白いキャラじゃないから。

ウィズハ1はイベントもシナリオも簡素で

一つのセリフのみで強力にキャラが立つ仕組みになっています。

なのでメリッサやシンシアのような突出したボケキャラ、

逆にソーニャや真琴のような突出したツッコミキャラなどは非常にキャラが立ってます。

他のキャラも突出した個性を持ち、それにルーファスが振り回される…というのが基本の流れです。

でも、常識的な蒼紫だと会話がフツーに正論で終わることが多く、面白みがないんですよ。

『いつも冷静で心優しい思いやりのある青年なのです』って(なんだこの説明文)

そんな人間がウィズハ世界で目立つわけもなく。

そしてレジーやチェスターのような女性ウケする言動もないのであまり旨味がない。

だから“和風キャラ”くらいの印象しかなく人気も…という感じ。

 

それで、私が思うに蒼紫の一番の個性は

「ウィズハの世界から浮いている」ところなんじゃないかと。

単に和風キャラというだけじゃなく、もう少し根本の部分においてです。

それはキャラクター初期好感度で「蒼紫から好感を持つキャラが誰もいない」

初期能力値で「魔法の知識が15人中一番低い」にも現れています。

ウィザーズハーモニーは、西洋風ファンタジーの学園で

魔法使いのルーファスがアカデミー存続のために頑張るお話です。

蒼紫はこの世界観から一番遠い位置にいるキャラであり、

「私の国では魔法が知られていない」から魔法を学びに来た若者です。

(ここをゲーム中で全然掘り下げないから印象薄いんじゃ??)

ウィザーズシンフォニーで公式になりましたが、

「いずれ自分の国に帰る異邦人」なんですよ蒼紫は。

パッケージ絵をご覧ください。一人だけ背中向けてます。

これ普通は一匹狼キャラがやるムーブですよ。

そして蒼紫エンディング。

蒼紫「ふう。…やっと…、終わりましたね。」

ルーファス「…ああ。今回のやつは結構しぶとかったな。」

蒼紫「まだまだ、私も修行が足りませぬ。もっと鍛錬して上を目指さなければ。」

ルーファス「…風が出てきたな。んーいい風だ!」

蒼紫「さあ参りましょうか。街でみんなが私達の帰りを待っているはずです。」

 

帰ろうと言いつつ二人は真逆の方向を向いています。

これはお互いの方向性の違い、つまり別れの示唆なのでは…??

 

さすがに妄想がひどくなってきたところでまとめますが、

そういう「周りから浮いてるキャラ」だからこそ

性格は浮かないように(外側も内側も浮くとキャラが成立しないから)

全てにおいて真面目に向き合う(正論マンになる)のではないかと思います。

 

これは妹の若葉ちゃんにも通じていて、周りからちょっと浮いてるから

全てを真摯に受け答え、それが高じてボケになるキャラです。

なのでこの兄妹のキャラクター性は似ています。

(この辺エタメロガチ勢から突っ込まれると弱いですが、

若葉のシナリオは『ちょっと浮いてる』若葉が『孤立する』リリトを助けて

それをさらに『異世界人である』主人公が補助するという構造になってると思う。)

 

そんなわけで、紅蒼紫というキャラもオンリーワンの個性を持っている…この結論で締めたいと思います。

まあそうじゃないと25年経ってそのキャラの息子が出るわけもないですし!

妄想にお付き合いありがとうございました。それではまた!